東日本大震災における支援活動に関するお知らせとお願い

今回の震災は、東日本の広範囲な地域に地震と津波による深刻な被害をもたらすと同時に、原発事故をも生じさせ、その周辺の住民の生活を奪い、日本のみならず近隣諸国をも被曝の不安にさらす状況に至っています。復興には気の遠くなる時間を要することが予想され、原発事故の処理については見通しすら明らかではありません。家族や友達を亡くし、今まで住んでいた場や生活を奪われた子どもたちはもちろん、震災の被害を受けなかった子どもたちでさえ親戚が被災したり繰り返される悲惨な報道に接して心身のバランスをくずすことはめずらしくありません。また、子どもたちを守っている保護者や教職員、保育者など大人の方の中にも疲弊し支援を必要としている方は多いと思います。

本学会でもこのような状況を踏まえ、心のケアを必要としている子どもたちやその関係者(保護者、教職員、保育者など)に対し、遊戯療法や臨床心理学の知見を生かした支援を行いたいと思っています。具体的には、①子どものケアや遊びに関するリーフレットの配布、②保護者や子どもに関わる関係者への心のケアに関する啓発活動、③避難所や仮設住宅・学校・保育所などを訪問しての心の健康度調査や心のケアに必要な対象者の発見、④支援の必要な子ども、保育者、教職員、保育者などに対する個別相談、⑤学校、保育所、避難所などの子ども集団に対する遊びを媒体としたケア、などを考えています。

今後、本学会の震災支援活動については、この欄で随時報告していきたいと思います。 会員の皆様からの支援活動報告や支援活動に関するご提案、現在皆様の行っている支援活動を学会の支援活動とリンクしていくご要望等ございましたら、支援室専用メールアドレスにメッセージをいただけたらと思います。